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知っ得豆知識

2022.06.24

木造のお家の耐震性ってどのくらい?

つい先日、石川県の能登地方で大きな地震がありました。
石川県能登地方を震源として発生した地震により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

現在日本周辺では、マグニチュード5.0の 地震が全世界の10%、マグニチュード6.0以上の地震が、全世界の20%発生しています。
結構な高頻度で起こる地震は、我々も他人事ではありません。
本日は、気になる木造のお家の耐震性に詳しい記事をご紹介いたします。

 

 

木造住宅の耐震性はどのくらい?
確認するべきポイントを紹介


木造住宅とは土台や柱、梁、桁などの主要構造部材を木材で作る建築物のことを指します。
日本に古くから伝わる伝統的な造りであるため、耐震性についてはどうなっているのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

身近なものであるだけに意外と気づいていない木造住宅の耐震性や、木造住宅を検討する際に耐震性において確認しておくべきポイントを解説します。


◆木造住宅の耐震性は高い?
家を建てるとき、その耐震性能については建築基準法で基準が定められています。
建築基準法の“新耐震基準“をもとに建築された木造住宅は、震度6強~7に達する程度の地震であれば、建物にある程度の被害はあっても倒壊・崩壊までは至らず震度5強程度の地震であれば、建物の機能を保持できるように設計されています。
これに加え、構造計算を左右する評価として、以下のようなポイントが重要視されています。

・基礎
基礎は、建物を1番下で支える重要な構造体で、1階の柱や壁の下に沿うように配置されています。
木造住宅の基礎で一般的に普及しているのは、べた基礎と布基礎といわれる工法です。

べた基礎は、1階の底一面に鉄筋コンクリートの基礎を形成し、面で建物を支える構造となっており、安定性が高く、耐久性の高いつくりとされています。
一方、布基礎は、建物の柱や壁の部分にコンクリートを打設する(枠に沿って流し込む)工法で、べた基礎に比べて柱や壁にかかる荷重を受け止めやすいといわれています。
いずれにしても鉄筋コンクリート構造でつくられるため、配筋の量や間隔、コンクリートの強度について設計通りに施工することが、強度を左右する重要なポイントとなります。

・建物の重量
建物の重量は、耐震性においてとても大切なポイントです。
地震エネルギーは、建物の重量に比例して大きく働くため、重たい建物ほど大きな揺れが生じます。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造に比べて木造は重量が軽く、建物の大きさが同等規模の家がある場合、1番軽い木造住宅が揺れに強く被害が少なくて済む傾向にあります。

なお、木造住宅では、外壁仕上げ材と屋根材が建物全体の重量を左右します。
建物の重量を軽減するために、外壁の仕上げ材として軽量であるサイディングを、屋根材には耐震性を考慮した軽量瓦やスレートを採用することで、建物全体の重量が軽くなりやすく、その分耐震性に対する評価も高くなりやすいです。

・壁
壁は、木造住宅の耐震性における重要な構造体の1つですが、地震や風など、横方向から受ける力に抵抗を示す耐力壁の量が多いほど耐震性は高くなります。
過去に大きな地震被害が発生するごとに、耐力壁の必要量が改定されてきましたが、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)では新耐震基準となる最低基準の耐震等級1の上に耐震等級2、耐震等級3が設けられており、等級が大きくなるほど、必要とされる壁の量も多くなっています。

また、耐力壁は配置が重要なカギとなり、一部に耐力壁が集中してしまうと少ない部分に地震の力が集中し、そこから倒壊してしまう可能性があります。
耐力壁は量を多くすることも大切ですが、バランスよく配置することが耐震性を高めるポイントとなります。

・床
床の耐震性も耐震性能を左右する大切な要素です。
壁と床はつながっているため、耐力壁が地震に対抗して耐えるためには、その分耐震性に優れた床が必要となります。
水平構面に十分な耐力があれば、耐力壁とバランスよく地震の力を分散させることができ、耐震性を高く保つことができます。



◆木造住宅を検討する際に確認するべきポイント
次に、木造建築を検討する際に、耐震性において事前に確認しておくべきポイントを紹介します。

・地盤の強さを確認しておくこと
住宅を建てる場所の、地盤の強度を事前に確認しておくことが大切です。

たとえ基本設計がしっかりしていて建物の耐震等級をクリアしていても、地盤が強くなければ地震の被害を受けやすくなってしまいます。
建設前に地盤調査を行い、地盤が弱いと判定された場合は地盤補強を検討しましょう。

・対象となる木造住宅が耐震等級3を標準とされているか
耐震等級とは、品確法に基づく地震に対する建物の強さ(倒壊防止、損傷防止、免震建築物であるかなど)を表す等級です。以下の通り、3段階で評価され、数字が大きくなるほど建物の耐震性能が高くなります。

耐震等級1:「建築基準法」で定められた地震に耐えられる建物。
耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の耐震性。学校の校舎や避難所と同レベル。
耐震等級3:耐震等級1の1.5倍の耐震性。警察署や病院と同レベル。

より強く耐震性を求める方は、施工を担当するハウスメーカーや工務店が耐震等級3を標準としているかどうかを確認してみましょう。


・信頼できる施工会社を選ぶこと
耐震性を高めるためには、現場での適切な品質管理や作業が重要です。
木造住宅は、現場で加工して工事を行うことが多いため、施工を担当する職人の腕によって品質にばらつきが生じやすいという特徴があります。
木造住宅を検討する際には、信頼できる職人や施工会社を選び、依頼するようにしましょう。

近年地震による被害が多く見られる日本に住むからこそ、これから住む住宅には耐震性を求める方も多いでしょう。
木造住宅は耐震性が高いといわれることも多いですが、地盤や建物のつくりによっても耐震性に差が生じます。

万が一耐震性に不安があれば、専門家の耐震診断を受けて、結果に合わせて対策をとるようにしましょう。






Webサイト:不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’S
住まいのお役立ち情報 一戸建てを買う
「木造住宅の耐震性はどのくらい? 確認するべきポイントを紹介」より

 

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