お家を購入されたら、必ずメンテナンスが必要になるのはご存知でしょうか？
お家＝建物は、建築時からすでに紫外線や雨風などに晒されて、劣化が始まっています。
毎日の劣化はわずかなので、なかなかわかりにくくはありますが、10年も経過すると、つもりつもった劣化が、だんだんと目に見え始めます。
そのためざっくり築10年というのが、メンテナンスの目安の一つです。
本日は、お家のメンテナンスに不可欠な外壁塗装について、わかりやすい記事をご紹介いたします。
外壁塗装は、いつまで持つ？
こんな現象があれば塗り替え時期かも
新築時にはピカピカの一戸建ても、時間の経過とともに外壁が汚れてきます。
近所の家が建て替えや外壁塗装を行ったことで、“なんだか我が家がくすんで見えるようになった”というケースは多いもの。
逆に、築年数が経っているのにそれほど外壁が劣化しているようには見えないというケースもあるでしょう。
それでは、一戸建ての外壁塗装はどのようなタイミングで行うべきなのでしょうか。
かつて一戸建ては25年ほどで建て替えるものと言われた時代もありましたが、近年は住宅性能の向上によって寿命が伸びており、“100年持つ”と宣伝するハウスメーカーも珍しくありません。
ただし、住宅の性能を長く保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。
◆住宅を塗装する理由とメリット
まず、住宅の外壁塗装を行う理由とメリットを確認してみましょう。
・見た目を刷新できる
住宅の汚れを落とし、新しく塗り替えることで見た目を刷新できます。
また、外壁に好みの色を選んで住宅全体の雰囲気を変えることも可能です。
・住宅の寿命を延ばす
塗料には紫外線や雨などから外壁材を保護する役割もあります。
また、塗替えと同時に外壁の傷みを補修するため、外壁の劣化を遅らせて住宅の寿命を延ばすことが可能です。
また、塗装の前に外壁全体を点検することで、屋根など普段目が届きにくい場所の劣化を発見するきっかけになることもあります。
◆塗装しなかった場合はどうなるの？
外壁塗装を怠った場合の大きなデメリットは“見た目の悪さ”ですが、それ以外にも考えられる問題を具体的に確認してみましょう。
・コーキング・シーリングが劣化する
一般的な一戸建ての多くには“サイディング”というパネル状の外壁材が使用されており、サイディングボードのつなぎ目には“コーキング（シーリング）材“が充填されています。
このつなぎ目が経年劣化によって剥がれたりひび割れたりすると、雨が入りこみ住宅の傷みにつながります。
・外壁材そのものにダメージを与える
塗料の劣化によって外壁材の保護機能が低下した部分には雨が染み込みやすくなり、建材のカビや腐食に繋がることがあります。
また、寒冷地では、内部に入り込んだ水分が凍ったり溶けたりを繰り返すことで建材の劣化が進む“凍害”が起きやすいため、注意が必要です。
◆塗料の種類と塗替え時期の目安
外壁塗装に使用される主な塗料の種類と特徴を見ていきましょう。
耐久性が高く耐用年数が長い塗料ほど、価格は高くなります。
・ウレタン系塗料（耐用年数：約8～10年）
高機能な塗料が続々と登場するまでは外壁塗装の主流だった、コストパフォーマンスが高い塗料です。
ほかの塗料に比べると耐用年数は短めとなります。
・シリコン系塗料（耐用年数：約10～15年）
汚れがつきにくく、耐候性の高い塗料です。
価格と耐久性のバランスが良く、近年は外壁に使用される塗料の主流となっています。
・フッ素系塗料（耐用年数：約15～20年）
耐久性・防カビ性が高い塗料です。
おもにビル用に開発されましたが、近年は一般住宅でも使用されるようになっています。
・光触媒塗料（耐用年数：約20年）
“光触媒”という特殊な物質を含んだ塗料です。
太陽光によって汚れを分解し、雨で流れ落ちやすくするという特徴を持ちます。
出典：「塗装工事 Q&A」一般社団法人 日本住宅塗装協会
外壁の傷みの進み方は、住宅の環境によって異なるため、製品ごとの耐用年数はあくまでも目安と考えましょう。
耐用年数内であれば、必ずしも塗替えを行う必要がないというわけではありません。
耐用年数が長い塗料を使用した場合でも、住宅の定期的な点検が大切です。
湿気の高い場所や海辺の住宅では劣化が早い傾向があるため、メンテナンス期間を短めに設定した方が良いでしょう。
◆こんな現象があれば塗り替え時期かも
外壁塗装を検討した方が良いサインを知っておきましょう。
外壁に下記の現象が見られるようになったら、塗装会社に点検を依頼するのがおすすめです。
・チョーキング現象（壁を指でこすると白い粉がつく）がある
・塗装面のひび割れ・はがれが見られる
・外壁の汚れが目立つようになった
・コーキング部分が劣化（はがれ・ひび割れ）している
◆外壁塗装の手順と期間
外壁塗装の大まかな手順を確認してみましょう。
塗装に掛かる期間は、気候によっても異なりますが2～3週間ほどが目安です。
流れは以下の通りです。
１．足場を組む
２．高圧洗浄機で水洗いして汚れを落とす
３．窓など、塗装しない部分を養生（保護）する
４．外壁のひび割れやコーキングが劣化した部分を補修する
５．外壁塗装を行う
６．養生を撤去して足場を解体する
◆長期的なメンテンス計画を立てておこう
一戸建てに長く快適に住むためには、定期的なメンテナンスが大切。
マンションであれば、住人が毎月支払う修繕積立金によって大規模修繕が行なわれますが、一戸建ての場合は、自分でお金を貯めておく必要があります。
大まかなメンテナンス計画を立てて、外壁塗装の費用を確保しておくのがおすすめです。
費用や施工内容に関しては、納得感をもって契約するためにも複数の会社に見積もりを依頼して比較検討するのもよいでしょう。
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●まとめ● ・外壁塗装には、住宅の見栄えを良くして寿命を伸ばす効果がある |
Webサイト：不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’S
住まいのお役立ち情報 一戸建てを買う
「外壁塗装はいつまで持つ？ こんな現象があれば塗り替え時期かも」より
お家を買ったら、定期的なメンテナンスが必要になります。
そのために長期的な計画を立てて、費用を確保しておくことが最適です。
また、気になってみてみたら外壁にひび割れを見つけてしまった、、、あるいは年数的にそろそろ（外壁塗装が）必要かも？ と思われることがございましたら、弊社にてご相談に乗ることが可能ですので、お気軽にご連絡下さい。
その他にも「費用を確保というけれど、どれくらいの費用を準備すればいいの？」といった具体的なご相談もOKですし、もちろんご相談だけでもOKです♪
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